栂池周辺 ------------------------- |
栂池自然園 | ||||||||||||||||||
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栂池高原にかかるゴンドラリフト「イブ」と栂池ロープウェイを乗り継いだところの、標高1900mに広がる日本有数の高層湿原です。 ミズバショウ湿原、わたすげ湿原、浮島湿原、展望湿原と名づけられた約100haに及ぶ園内には、一周約5.5kmの木道がめぐらされています。 6月のミズバショウ、7〜8月のワタスゲ、チングルマ、ニッコウキスゲは見事です。 大雪渓を展望する展望湿原までを一巡する遊歩道は、標高差100m。 |
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塩の道散策 | ||||||||||||||||||
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---塩の道--- | 糸魚川から松本城下まで約30里(120km)を結び、信州側で「糸魚川街道」、越後側で「松本街道」と呼ばれた千国街道は又の名を”塩の道”といわれています。 戦国時代、上杉謙信がこの道を経て、仇敵武田信玄に塩を送ったという「義塩」の有名な故事によるものです。また、松本藩では他からの塩の購入を禁止し”北塩”といって糸魚川から千国街道経由のみ許可したため、日本海側からは塩をはじめ海産物、信州からは麻やたばこを積んだ牛馬やボッカと呼ばれる人たちが盛んに行き交いました。この道がまさに「塩の道」と呼ばれるゆえんです。 それは華やかな大名行列などの往来もない生活物資運搬のための経済路線、いわば汗のにじんだ庶民の道として明治の時代まで続きました。 |
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白馬大池 | ||||||||||||||||||
白馬連峰の乗鞍岳(2473m)の山頂西側、標高2380mの高山湖です。 池の辺りには、雪田が残り、お花畑が広がります。栂池自然園からなら、片道3時間で十分日帰りもできます。 栂池自然園からは、樹林帯を1時間登って天狗原の湿原にでます。湿原には、ワタスゲ・タテヤマリンドウなどが咲きます。天狗原からは巨岩の上を渡るように登る山道を2時間ほど行くと白馬大池に着きます。 |
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